「小規模多機能型居宅介護は、実践から生まれた」
これは18年目を迎える小規模多機能型居宅介護の全国大会in美瑛での香取照幸(元厚生労働省)さんの全国大会in美瑛の講演での一言です。
今から40年近く前に、認知症のお年寄りが自宅や地域での生活をあきらめざるを得ない現状に、目の前の一人の方からその思いや願いを叶える現場実践として宅老所が生まれ、2006年に現場の声に耳を傾け、現場実践を制度化したものが小規模多機能型居宅介護です。
(中略)
地域包括ケアは地域のネットワークです。体制や制度から考えるのではなく、現場の実践から地域ごとの包括的で継続的な共通の価値観をもったチームを作りがケアのネットワークを構築します。
令和6年度に向けて介護報酬改定の議論が終盤を迎え、本会としても現場実践を届けられるよう努力しておりますが、一方で社会保障費削減が声高に謳われる中で混沌とした状況に沈滞をお感じの方も多いのではないでしょうか。
小規模多機能型居宅介護を運営されている会員の皆さま方は、介護事業者であると同時に、地に足をつけ強固な信念を持ち、目の前の人を支える社会福祉の実践家であると思います。さらに次のステップに進むため、ともに実践を積み重ね、次の時代に必要とされる機能をともに考えられればと思います。
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